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カテゴリ:タグ: かみ合わせ, マウスピース, 北海道, 歯科, 札幌, 地震, 胆振, 停電, ブラックアウト
クリニック 2018年9月9日
マネージャー真弓です。
今回の地震で被害にあわれた主に震源地に近い厚真町、むかわ町、安平町の方たち、そして、未だ平常生活には程遠い皆様にお見舞い申し上げます。
関東地方に住んでいた時に、震度5くらいは経験したことのある私も、今回の揺れはびっくりしました。長時間にわたり強くゆさゆさと揺さぶられている感じ。あとからここは震度4だったとのことで、棚の上に雑に置いてあった本が1,2冊落ちた程度でした。
まずは、TVで情報収集、近くに住む母から携帯で電話で「停電したけど大丈夫?」その時点ではまだ電気はあったけど、数分後こちらも停電。
仕方ないから寝る?朝には戻ってるかも。SNSを眺めながら、まだ、状況は把握できず。
寝ようとすると、余震がグラッと来る。外を見ると暗いのに近くのマンションの方々が、様子を見に外に出たりしている。
最終的に、自宅、クリニックは27時間後、実家のマンションは、40時間後に停電が解消されることになりました。
めったなことでは起きてこない息子が起きてきて、「水大丈夫?」と。上階は電気で水を送っているらしく止まっていたらしい。
たまたま、2リットルのペットボトル12本届いたばかりな上、幸いなことに断水にはならず、下の階は問題なく水が出てる。
とりあえず、息子にペットボトルを持たせ、上階のトイレは、お風呂の残り湯で流すようにバケツを用意。
本来なら、すぐにお風呂にお水をためるべきだけど、直後の停電ですでにお風呂場のあるフロアだけ断水。
基本的に、札幌市内は清田区の一部以外は断水してなかったのですが、停電が原因でビル、マンションなどで断水したところも多かったようです。
今回、ガスは止まりませんでした。5年前に今の建物をリフォームして引っ越してきたとき、業者の方にIHですよねと言われたときに、IHは身体に悪そうな気がしたので、絶対ガスでお願いしますといいました。ガスにしておいて本当に良かったです。
とにかく、開け閉めは最低限にとのことです。そして、3日をめどに中身を食べつくす必要があるのだとか。
今回は27時間でしたが、なるべく、冷凍庫のものを食べつくすつもりで、料理をしていました。
ガスがあったので、冷凍ご飯は蒸して解凍。あとは、普段通り冷凍のチャーハンもチンできなかったらフライパンでいためればいいです。
冷蔵、冷凍庫の中を食べつくすミッションがあるので、食材はすぐに困ることはありませんでした。
仕事は休みになり、息子も自宅待機に。たまっている仕事でもしようかと思っても、パソコン使えず。
テレビも見られない。ポータブルラジオだけ。
意外と暇・・・・・
じゃあ、掃除でもしようか・・掃除機使えないじゃん。雑巾がけ?昨夜からの緊張で意外と疲れていてそのパワーはない。
それなら、たまってるアイロンがけでも・・それも電子機器。
洗濯・・もできない。どうしようも無くなったら、手洗いか。
ガスも水も出るけど、ボイラーは電動なので、当然お風呂も入れません。(あ、そもそもお風呂のフロアは断水でした)
昼間はいいけど、日が暮れたら真っ暗に。懐中電灯かき集めてご飯支度。電気が戻ってこないと使えないwifi専用の予備アイフォンのライトの上にペットボトルを乗せて、卓上ライトに。
自室は明かりがないので、家族全員が集まってる。特にすることないので、ゲーム(立体4目並べとか)や麻雀で時間をつぶす。
でも、この薄暗さにはなかなかなれないものです。電気のありがたみをしみじみ感じました。
私は、スマホ10台くらい満タンにできるバッテリーを持っていましたが、残量8割くらい。普段もって歩く用は、1つは空っぽ。
息子が持っていた大容量バッテリーはコネクターが壊れて、リサイクルで断捨離したばかり、小ぶりなのが一つ、満タンではなく。
夫は、モバイルバッテリーすらもってなく・・・・
ノートパソコンのUSBから充電できる方法も教えてもらったけど、その日に限って調子悪くて立ち上がらない。
スマホを見るのは最低限にして、モバイルバッテリーも持たず、充電が無くなりそうな両親のところに少し分けてあげに行ったり。
そんなことをやっているうちに、携帯電話会社の基地局が電力供給切れで、通話、通信ほとんどなくなりました。
停電で、クリニックの機器は動かず、電話もネット回線も使えず、クリニックはひとまず休診することに。
市内の地下鉄・バスは運休。信号は全く付かず、車の運転も危険なので、おそらく来られる患者さんはいないだろうと判断。
スタッフも自宅待機してもらいました。
実は、うちのスタッフは地震の次の日から、長期休暇で海外旅行の予定でした。
結局そちらもキャンセルになり、さらに次の日(電力が戻って)クリニックはオープンしてましたが、公共交通機関が復帰しなかったので、自宅待機してもらいました。
停電ですることないし、あとは電気が戻るのを待つだけ。
と、のんびり外を眺めていると、周りのマンションの人たちの出入りが結構あり、みんな何か買ってきてる?
SNSを見ていたら、電池が売り切れてるとか、みんなぞくぞく買い出しに行っているらしい~。
うーん、どうする?ペットボトルの水、電池なんかすでに売り切れみたい。電池は家にストックはあるけど若干寂しい。とりあえず、九州の娘にラインして買って送ってもらうことに。レターパックで郵便配達が再開した3日目に届きました。
実家で、普段コンセントを繋いで使っているラジカセに、単2電池が欲しいというので、届けに行くことに。
停電でシャッターが開かず車が出せなくなっていたので、息子と徒歩で。途中にある、東光ストア、ドラッグストア、まいばすけっと、コンビニなど長蛇の列。皆さんの買っているものを見たら、飲み物、お菓子、レトルト、カップ麺。たぶんそれしか残ってないようだったので、買い物はパス。
地震、そして停電が起こった瞬間に、いち早く判断して行動している方がたくさんいらっしゃるみたいです。とりあえず、うちは2,3日は大丈夫そうなので、余計な買い物しないことに。
実家には、なんとポータブルラジオがなかったのです。普段コンセントで使っているラジカセ用に単2電池を届けましたが、6個必要なうち同じ種類がそろわず、結局音が出ず(なぜか夕方からなり始めましたが)
再度夕方に、うちのポータブルラジオを届けに行くまでに、時折知人がライン、メールしてくる以外は、まったく情報がない状態。普段困らないからと、モバイルバッテリーもなく、うちの充電を少し分けてあげながらどうにか過ごしました。
実家の近くを歩いていたら、年配の男性に声をかけられました。やはり、ラジオ等がなく、停電、断水の状況が全く分からないで、水を求めて外を歩いてらしたようです。その時わかっていた発電所の状況を伝え、途中でマンションのエントランスの近くの消火用の水が出るところで、水を汲んでいる方たちを見かけたので、教えて差し上げました。その後、再度実家にお届け物に行ったときに、同じ方と遭遇しました。お水はありましたかと聞くと、公園でビニールのパックに入れてもらって配っていたのをもらったそうです。
情報がなくても、体力があれば、外に出ていろんな方にきいて歩くことができます。出かけるのが難しくて困っていらっしゃる方もいるかもしれませんよね。今度、こんなことがあったら、給水所の場所くらいは把握しておいて、困っている方に会ったら教えてあげようと思いました。
午前3時の地震、そして停電から開けた朝。今日はごみ収集はあるのだろうか?燃やせないごみの日だったので、出すのを控えました。でも、驚いたことに普通通りにごみ収集がありました!
さすがに、次の日は燃料の手配が付かず、ごみの収集(燃やせるごみ)はないとのアナウンスをたまたまラジオでききました。けれども、さらに次の日土曜日でしたが、特別にごみ収集があり、無事に燃やせるごみを出すことができました。
最終的にデマと言ってしまっていいのかはわかりませんが、断水のこと、数時間後に起きるとされている本震のことなど、いろんな方面から情報が共有されてきました。本当に断水があっても困るので、自分は鍋に水をために、両親にも少し貯めるようには言いましたが、これ以上発信することは控えました。
似たような本当の話が、尾ひれを付けて広まるのでしょうか、意図的なものなのでしょうか。そこは私にはわかりませんので、自分からはよっぽど本当とわかっていること以外はもともと流しません。
今回は、湿度は若干ありましたが、最高気温が26度、どうにか過ごせる気温です。猛暑の時期ならまた大変ですが。
そして、北海道の冬の時期に起きてしまったら大変なことです。うちは、暖房が全部電気です。以前、灯油のセントラルヒーティングの家に住んでいましたが、灯油ボイラーも結局電動です。
2000年問題の時も、同じ心配をして、ポータブルの灯油ストーブを買ったことがあります。それは、かなり気温が低くなった時の補助として重宝してましが、引っ越しの時に捨ててしまいました。
今年は絶対に、ポータブル灯油ストーブ、それに、ガスカセットを使うストーブもあるので、それを用意しておこうと思ってます。灯油、ガスカセットの備蓄も忘れずに。
ただし、停電でシャッターが開かなくなるガレージに保管しないこと!
3日目のスーパーは、肉、魚、野菜、冷凍食品がほぼないところと、意外とあるところとありました。パンはうちでは普段あまり食べないけど、お店により品薄か全くないようです。
4日目のコープさっぽろで、肉、野菜が買えました。皆さん停電が解消して、料理ができるようになったのか、米が売れ始めてました。私も、ちょうど切れて買う時期だったので購入。お米は普段あまり備蓄しないのは危険かな~と反省。
明日は、月曜日なので、一気に物流が動くことを期待します。きっと状況は変わってくると思います。
今回ダメージを受けた大きな火力発電所が元に戻るのにもしかしたら1カ月くらいかかるかもとのことです。
普段より20%節電の必要があるとか。
暑くも寒くもない時期なので、エアコンなどは使わなくても問題ないです。
私はまずは3つ実行することにしました。
・炊飯器は使わない。土鍋で簡単にご飯炊けます。鍋焼きうどん用の鍋なので家族の人数分あって、一つで2合。足りなかったら二つ炊けばOK。圧力なべもあるし。
・食洗器は封印。メンテナンスのため、週1回くらいにしておきます。今までは毎日、日に2回使うこともあったから。
・電気ケトルを使わない。やかんでお湯を沸かして、ポットにためておきます。
この3つは、熱を使うから、家の中でも電気を使ってた方じゃないかなぁ。
あとは、気づいたらいろいろ消すくらいかな。そしてさっさと寝る(笑)
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