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カテゴリ:タグ: インフルエンザ, インフルエンザと歯磨き, 歯磨き, 口腔内環境, ウイルス
メディア情報・講演 2006年11月27日
2006年(平成18年)11月27日
「インフルエンザの予防に歯磨きが効果的」
キャスター堀啓知さん
「そろそろ風邪、インフルエンザがはやり始めて、心配な時期になりましたが、皆様は、何か対策をしていますでしょうか?」
佐藤院長 インタビュー
・インフルエンザの予防に新説
予防接種・手洗い・うがい・加湿器
「歯磨きが有効って聞いたことがありますか?」
「ないです。」
・毎日新聞の記事より
インフルエンザの日常生活での予防。
うがい、手洗い、予防接種
歯磨きで口中の細菌減
バランスの取れた食事
東京歯科大学の奥田教授
2003年~2004年にかけての調査。
口腔ケアと、歯磨き指導をしたお年寄りは、98人中一人(1%)
指導を実施しなかったお年寄りは92人中9人(10%)がインフルエンザにかかった。
約10倍の差
キャスター掘啓知さん
「実際に、インフルエンザ対策として、歯磨きは効くんですか?」
院長
「実は、最近やっとわかってきたことなんですが、歯周病菌、虫歯が、インフルエンザウイルスにすごく関係していることが分かってきました。
インフルエンザウイルスには突起があるんです。そのままだと、細胞の中に入っても悪いことはしないんです。中に入るためには、突起が切れたり、溶けたりするという作用が必要になります。それで、細胞に入りやすく、増殖しやすくなります。
プロテアーゼという酵素があります。それは、歯周病菌から出る酵素なんです。その酵素が、インフルエンザウイルスの突起を切る役目をしているということが、最近分かったんです。」
「歯周病菌が増えるということは、インフルエンザウイルスを体内に入りやすくする原因となってしまうことが、分かってきました。」
堀さん
「そこで歯磨きが、予防につながるということですが、どんなタイミングでしたらいいのでしょうか?」
院長
「予防という意味では、外に出たとき、人と接したとき、歯と歯ぐき、下を磨く、うがいでのどの菌をやっつけます。」
キャスター渡辺陽子さん
「うがいをするタイミングで歯を磨いたらいいんですね。」
カテゴリ:タグ: インフルエンザ, インフルエンザと歯磨き, 口腔ケア
その他歯科・健康一般 2006年2月10日
マネージャー真弓です。
先日のNHK「ためしてガッテン」「警告!インフルエンザ 誤解と新常識」の中で
インフルエンザと口腔ケアの関係が紹介されていました。
ある介護福祉施設で週に1回、歯科衛生士が高齢者を対象に口腔ケアを実施し、
歯磨き、舌磨き、歯垢の除去などを行った所、
口腔ケアを実施していなかった施設と比べてインフルエンザの発症率が少なかったそうです。
口腔内の細菌がインフルエンザウイルスを助ける働きをしているかもしれないということです!
口腔内の細菌を抑えることでインフルエンザの発症も抑えられたらしいんですって。
歯磨きや口腔内のケアをすることは、
インフルエンザなどの発症を減らすことにも役立っているんですね。
ところで、みなさんはどんな歯磨き粉をつかっていますか?
口腔内の粘膜はいろいろな化学物質を吸収しやすいので、なるべく発泡剤などの化学物質を使っていなくて、
歯のエナメル質が削られすぎるのを防ぐために研磨剤が入っていない物の方がいいみたいですよ。
目安としては、歯磨きの後に食べ物の味が悪くなるかどうかなどです。通っている歯医者さんできいてみるといいでしょう。