HOME > その他歯科・健康一般「歯科の豆知識」 歯周病は動脈硬化を招く? - 札幌市のあごずれと噛み合わせ専門幸健美歯科クリニック
カテゴリ: その他歯科・健康一般 2009年7月19日
マネージャー真弓です
愛読している「通販生活」の「ピカイチ事典」が今年も届きました。
その中に、歯科に関係する気になる記事がありました。
とっても基本的で大事なことが書いてあるので
ご紹介します。
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「血管の若さを保つ生活術」
同志社大学生命医科学部
アンチエイジングリサーチセンター
米井嘉一教授
病的な血管老化が加速する
コレステロールのコゲ、サビに注意!
(10項目の生活術の中から)
生活術2
「動脈硬化をまねく歯周病は今すぐ治す」
歯周病とは、プラークと呼ばれる細菌のかたまりが、
歯肉(歯ぐき)に侵入して炎症を起こす感染症です。
この病気が実は、欠陥と深いかかわりが
あるというのが最近の見解です。
歯周病になると歯肉が赤く腫れ、
やがて歯と歯肉の隙間の溝
「歯周ポケット」深くなっていきます。
歯周病の原因となるプラーク1mgには
なんと1億個もの細菌が住みついています。
これらの細菌は歯周ポケットから血管の中に入り、
血液に乗って全身に運ばれ、
菌の毒素が血管の内皮細胞を傷つけることで
動脈硬化が進行すると考えられています。
実際、歯周病で歯を失った人は、
歯周病になっていない人より
心筋梗塞にかかる割合が高いことも
わかっています。
下記にあげたポイントなどを励行し、
口腔内の健康に気をつけましょう。
また、プラークが作り出す
バイオフィルム(細菌が集まってできた幕)は強固で、
歯磨きだけでとることはできません。
半年~1年に1回は歯科でクリーニングしましょう。
『ポイント』
・毛先の細いブラシも用いて
歯周ポケットまでしっかり掃除する。
・歯間ブラシやデンタルフロスで、
歯と歯の間、歯肉と歯の間をしっかり掃除する。
・タバコは歯肉の血行循環を悪くし、
炎症の治りを遅くする。
今すぐ禁煙を。
・知らないうちに歯を食いしばっていることがあり、
それが歯周病の原因に。
ストレス対策も必要。
その他の生活術
1.カロリーよりもGI値に注目して食品を選ぶ
3.1日1杯のハーブティが体のコゲを予防する。
4.思った以上に影響が大きい
ストレスの解消法を身につける。
5.空腹時の甘いものは現金!
食べるなら食後にゆっくりと。
6.食事は、野菜や海草のおかず→
魚介や肉料理→主食の順に食べる。
7.抗酸化作用の強いカラフルな食品を
積極的に食べる。
8.脂肪細胞の肥大による変化が動脈硬化に
つながることが判明。適正体重を維持する。
9.1日数回、深呼吸をして
体内の有害物質を吐き出す。
10.毎日1.5L以上の水を飲んで
血液中の老廃物の排出を促す。
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