HOME > あごずれ・かみ合わせ治療,スポーツ「スポーツを通して知る歯の大切さ」札幌歯科医師会メールから - 札幌市のあごずれと噛み合わせ専門幸健美歯科クリニック
カテゴリ: あごずれ・かみ合わせ治療,スポーツ 2009年9月29日
マネージャー真弓です
札幌歯科医師会から定期的に届く
メール通信に紹介されていた対談記事で
スポーツ用かみ合わせマウスピースを
うちで作らせていただいている
高橋信二選手のお名前を発見しました
(※高橋選手には公表の許可をいただいいます)
*コピー開始
『Fighters Press』発行 梨田監督との対談を掲載
7月に「さっしメール通信」でお知らせしましたように、プロ野球「北海道日本ハムファイ
ターズ」梨田監督と「札幌歯科医師会」藤田会長との対談が行われ、球団オフィシャル
フリーペーパー『Fighters Press』に掲載されました。
この対談は市民への歯科啓発活動および札幌歯科学院の学生募集の一環として
企画されたものです。10万部が発行され、9月20日から札幌ドーム、ジャスコ、ローソン、
ホクレンSSなどにて一般市民向けに無料配布されています。下記リンクからご覧になって
ください。
http://www.dnet.or.jp/member/dayori/date/fighterspress.pdf
*コピー終了
リンクされている、PDFファイルは
見づらいので(最近老眼が・・・・・)
下記にタイプしなおしますね。
歯についてのためになるポイントが
幾つかありますので、
お時間のある時に読んで
参考になさってください
**「Fighters Press」特別対談より引用
特別対談
北海道日本ハムファイターズ・梨田昌孝監督
× 札幌歯科医師会・藤田一雄会長
「いくら自分でケアしても
やはり歯医者さんのケアにはかなわない」(梨田監督)
「口の中の管理が行き届いていないと、
勉強もスポーツも、集中力がおちます」(藤田会長)
『スポーツを通して知る歯の大切さ』
スポーツ選手に、歯の健康は必須条件。
北海道日本ハムファイターズ・梨田昌孝監督(56)と、
札幌歯科医師会・藤田一雄会長(59)による
歯の健康対談が実現。
現役時代から歯には人一倍気を遣ってきた梨田監督と
歯科医で市民ランナーでもある藤田会長は、
ともに「歯にも定期健診が必要」という考えで一致した。
○骨折をきっかけに知った歯の大切さ。
・監督は現役時代から歯には気を遣っていましたか。
梨田
島根の田舎で育って、結構歯は強かったんです。
当時を考えると、ジュースとかコーラ、ビールの栓を
何十本抜けるとか、無茶苦茶なことをしていました(笑)
23,24歳の時、(左)頬にボールが当たりまして、
ここ(歯ぐきの上)が骨折していたんです。
全然わからずに試合をしていて、
体重も落ちて、オフに歯医者さんに行ったら
「梨田さん、骨折した跡があるんですけど」といわれて、
そこからですね。
歯はちゃんとしておかないとダメだということで、
年間2,3回、多い時はもっと行って
歯石を取ってもらったり、
色々なこと(ケア)をしました。
でも、頬の辺りに当たっても折れるんですね。
藤田
下あごなんかも折れちゃう場合があります。
梨田
弱いですね。折れると歯も影響を受けますよね。
藤田
当然出てきます。野球選手では、
投手が投げる、打つ瞬間には
上下の奥歯が強く噛みしめられることが多いので、
奥歯がしっかりしていなかったり、
咬みあわせが不安定だとよい結果が得られません。
梨田
むし歯ができたりすると、集中できないんですね。
ちょっと(物が)引っかかっているだけで、気になって気になって、
試合中でも采配を震えないことがあります。
だから、過ぎに磨きに行ったり、
爪楊枝は(歯に)良くないというので、
糸ようじとかでやるようにしています。
藤田
口の中の管理が行き届いていないと、
勉強するにしても、スポーツをするにしても
緊張感がでないですから、
集中力が落ちますね。
○歯の痛みや異常を感じてからでは遅い
・ファイターズで歯に特に気をつけている選手はいますか
梨田
歯磨きをする選手は多いですよ。
試合前とか、試合後、移動するという時には
結構やってますね。
そういう日々の手入れが非常に大切だと思います。
打者はぐっと食いしばると、
(歯に)80キロ、100キロの力がかかります。
高橋信二は必ず打席に入る時は、
マウスピースのようなものをつけています。
投手では、八木(智哉)がやっています。
最初は(色が)ブルーで『えっ、何だ』っておもいましたけど、
僕も20何年前に作ってもらったんです。
当時はサイズが合わずに痛いんですよ。
今は、違和感もなく、完璧です。
・先生もマラソンを走るアスリートですが、
運動選手へのアドバイスをお願いします。
藤田
基本的なことですが、歯が痛い状態でスポーツを行っても
十分な実力を発揮できません。
一流のスポーツ選手にとって、歯の健康は
必須条件ではないかと考えています。
一般の方にも言えることですが、
ほとんどの歯科医院で定期健診を
行っておりますので、
定期的なチェックを受けるのが
よろしいかと思います。
定期健診では、むし歯の有無や進行の度合い、
歯ぐきの検査をするのが一般的です。
痛くなければ、特に歯科医院には行きたくないというのが
本音でしょうが、むし歯や、歯周病は
痛みや異常を感じる頃には
かなり進行している場合があります。
内科と同様に歯科でも定期健診を
受けておいたほうが、
結果的には時間や費用の点で
メリットが大きいといえます。
○歯周病の一番の予防は歯磨き
・監督自身、歯のケアはどうされていますか。
梨田
僕は、電動歯ブラシを使うようになりまして、
3本持っているんです。
遠征中もずっと、球場にも置いています。
結構、今までは歯を磨くという部分で、
歯ばかりをやっていたんです。
ところが、『歯ぐきの健康』といわれて
なるほどと、舌を磨くことまで
気を遣うようになりました。
風邪をひくのもたぶん、
喉と舌を含めた口が大事だと自分なりに考えて
とにかく歯を磨いたり、うがいをするようにしていますね。
藤田
監督は僕より3つお若いですが、
中高年になると、虫歯以上に
歯周病(歯槽膿漏)に
気をつけなきゃいけなくなります。
日本人の成人の80%は
歯周病になるということですが、
予防は歯を磨くことです。
その点、監督は非常に
歯に関心がありますし、
一生懸命ケアをされていますね。
梨田
1回悪くしてしまうと、
なかなか治らないんですね。
僕がなんぼ電動歯ブラシでブラッシングしても
歯医者さんにはかなわない。
今は年に2回ほどしかいけないですけど、
年に3回から4回くらい行くと
全然違いますよ。
藤田
いくら、一生懸命歯を磨いたと思っても、
磨き残しがあります。
歯周病の一番の原因が歯石で、
監督が定期健診されて、
多分歯科衛生士が歯石を取ると思うんです。
歯科というのは、スタッフが大切なんですね。
歯科衛生士は、診療の補助、
歯石やプラークの除去、
予防的な処置に加え、
歯ブラシ指導も行います。
歯科技工士は、冠や入れ歯を作り、
欠損部分を補う治療の
補助となる業務を行います。
それぞれの役割を十分に発揮し、
分担して患者さんの治療を進めます。
歯科医師のみでの診療は困難で、
どちらの業種が欠けても、
歯科医療は成り立ちません。
野球と同じように、歯科医院でも、
スタッフと一緒になって、
患者さんの歯を治していく
チームプレーが必要になってくるんですね。
****引用終わり