あごずれ・噛み合わせ治療の流れ
相談・体験 - あごの状態を確認します
あなたのあごの状態を確認します。
「申し込みフォーム」もしくは「お電話 011-624-6443」にてご予約ください。※事前に問診票、チェックシートをプリントアウトの上、記入してお持ちいただければ、受付が早く済みます。
当日、医院にて記入されても構いません。問診票(PDF) チェックシート(PDF)
相談・体験にかかる時間は約40分です。
費用2,000円(税別)
相談、あごの位置を正しくした時の改善体験
院長が、あなたの現在の症状、経過、既往歴、悩み、希望等を、お伺いします。
簡単な診断により、現在のあなたのあごずれ・噛み合わせの状態についてご説明いたします。
あなたの疑問点などにお答えしながら、必要に応じて下記の説明を致します。
- 治療内容
- 生活上の注意点
- 自分でケアできる、あごずれ改善体操など
1.その場で一時的にあごを正しい位置に修正し、全身・症状の変化をみます。
2.特許取得あごずれ修正既成型マウスピース(A・S)を付けてみて、全身・症状の変化をみます。
あごのずれに関連した不調の場合には、あごの修正と同時に、その場で瞬時に身体が改善反応するのを体験することができます。
改善反応の例
- 首、肩、腰のコリが瞬時に柔らかく変化する。
- 重心のバランスが良くなり、ふらついていたからだがしっかりしてくる。
- 両腕の筋力が均等化し、力強くなる。
- 身体が軽く感じ、痛みが和らぐ。
- 前屈などの柔軟性が増す。
- まぶたなど、目の周囲のピクピクが減る。
- 視界が明るく感じる。
- 上がりにくかった、腕、肩が、動きやすくなる。など。
現在の辛い身体症状の原因が、もしかしたらご自身のあごずれ・噛み合わせが影響しているのかどうかを知ることができますので、ぜひお気軽にまずは「相談・体験」にいらしてください。この時点で強く治療をすすめることはありません。じっくりとご検討されてください。
※なお、現在お使いの、歯ぎしり、食いしばり予防のマウスピース、スポーツ用のマウスガード等をお持ちの場合は、当クリニックのマウスピースと違いを判定する体験もできます。是非お持ちください。
オプション – 現在の自分の状態を知りたいという方向け
オプション(あごのズレ改善体験)
現在の自分のあごの状態を知りたい方
・姿勢検査
・顎の動きのコンピューター解析
費用 12,000円(税別)
時間 40分
レントゲン撮影(パノラマ・顎関節(TMJ)・セファロ等)
費用 20,000円(税別)
時間 30分
※なお、当院はすべて保険外治療での診療となっております。
治療開始にあたって - より詳しい検査
お考えの上、治療することを決めましたら、
改めてご予約の上、ご来院ください。詳しい検査をし、治療方針について検討します。「お電話 011-624-6443」にて、もしくは「お問い合わせ」内のフォームより予約ください。
治療の準備のために、以下の検査を行います(あごの位置を診断します)。
顔・全身
実際に食べている時(ガムを噛んでもらいます)、喋っている時(原稿を読んでもらいます)の、あごの前後左右などの動きのバランスを、コンピュータ機器で3次元に解析します。
あごの動きの左右等でバランスを解析します。
上下の歯の型を取ります。口の中全体の噛み合わせの状態を分析します。
口を開けたり、閉めたりしているときのレントゲン写真を撮ります。
目を開いた状態、閉じた状態などの立ち姿を院長が診て、軸に対しての重心のずれを診断します。
首、肩、腰などの筋肉の状態を触診でチェックします。
また、筋肉の硬さを測る機器(PEK-1)を用いて数値で確認することもあります。
関節の動きや柔軟性を確認します。
キネシオロジーと呼ばれる筋肉反射の方法などを用い、バランス等をチェックします。
精密診断をして、後日分析結果をお伝えします。
遠方からの患者さんなどは、分析の時間をいただいて、同日の午前、午後で行う場合もございます。
型を取り、分析したデータを元にして、その人の真に正しいあごの位置(最適是正顎位)を決定し、顎偏位を矯正するマウスピース(MOSP)を作成します。
その人個人の正しいあごの位置の決定には、従来の歯科理論では対応できません。最適な顎位の決定には、極めて専門的な知識と技術が必要となります。
(正しいあごの位置に修正された身体は、瞬時に様々な改善反応が起こります。)
約10日後、マウスピース(MOSP)の出来上がりに合わせて、ご来院いただき治療が始まります。
治療 - 治療方法・治療期間など
あごの上下の噛み合わせの型とりをして、約10日後に、MOSPが出来上がりますので、ご来院ください。
MOSPを実際に装着していただき、その場で最終的な細かい調整を行い、あごの位置が正しくなるようにします。
(スポーツMOSP、トランスMOSPも同様です)
A・S併用の必要のある方は、症状の程度により、同時、あるいは、後日お渡しいたします。
MOSP、A・Sそれぞれの、使い方説明、装着・取り外し時の注意点、清潔に保つ方法、生活上のアドバイスなどをお伝えいたします。
MOSPは、寝ている間及び、日中の食事、会話のじゃまにならない時間にお使いください。
例:勉強・事務仕事、テレビを見る、一人でウォーキング、ストレッチ時等
治療期間はおよそ6か月です。(個々の患者さん状況によって変わることもあります。)
MOSPは頭と全身のバランスを考えて作られています。MOSP装置を使用して、あごの位置と全身の筋肉が良い位置に馴染んでくるまで、月に1度程度の調整が必要です。
まず、1,2週間後に、早めに1回目の調整をします。
その後は、およそ1ヶ月毎に調整にいらしてください。
(遠方等で毎月通えない方はご相談ください。)
- 装置を強くかみ締めないようにしてください。かえってあごを悪い方向にずらしてしまいます。軽く、ソフトタッチで噛み合わせて使用します
- 歩いたり、スポーツ(ラジオ体操・ストレッチ・ジム・ダンス等)をする際に装着するようにすると、全身のバランスがとれ、効果が早く出ます。装置を装着して、散歩やウォーキングを心がけるといいでしょう。
- 初めての装着後、7~10日頃は、一旦症状が強く出る場合もあります(好転反応)。最初のうちは、特にあごが元の悪い位置に戻ろうとする力が強いからなのです。そのようなときは無理をせず、様子を見ながら装着し、必ず調整にいらしてください。
治療後 - 治療終了後の生活
あごずれ修正・矯正マウスピースは健康増進、体調管理のため、必要に応じてそのままお使い下さい。
A・S(エイエス)
劣化により割れるなどの事がない限りお使いいただけます。
よく洗浄して、衛生に気をつけてご使用下さい。
長期に使用して噛み合わせなど、気になる所が発生した場合には、口腔チェック、調整も可能ですので、是非いらしてください。
MOSP(モスプ)
MOSPは、そのままお持ちになり、普段は睡眠時に、不快症状が気になるときには日中にも使用してみて下さい。
よく洗浄して、衛生に気をつけてご使用下さい。
あごは、頭から吊り下がって重りの役目をしているので、常に多少のずれ・ブレの危険があります。
そのため、治療終了後も、半年〜1年に一度程度のペースで、口・あごのチェック、調整・メンテナンスをすることをおすすめします。
しかし、不調の症状が長期で、重症の方は、さらに2,3ヶ月に1度の調整が必要になる場合もございます。
あごのずれ・かみあわせを正しくすることで自然治癒力をUPし快適な状態で過ごすことができます。
再びあごがずれてしまわないように、かみしめ、食いしばりに注意して、常にあごのリラックスを心がけましょう。
あごずれ修正体操などで、あごの周りをリラックスさせるのも効果的です。
アゴーラル、アゴトレッチ体操などで、あごの正しい位置と可動性を保つようにしましょう。
あごの位置を正しくして、症状が改善された方の中でご希望の方には、さらにそれ以後の治療のバリエーションをご紹介いたします。
患者さんの状態によってそれぞれ治療が違います。院長にご相談ください。
審美歯科治療
より適合した歯の形、色、バランスの改善のため、詰め物の入れ直し、かぶせ直し。
FAPホワイトニング
そのまま自分の歯の色を、歯を痛めずに、より白く、丈夫にする。
入れ歯
より審美的で、装着感に優れた義歯にする。
詳細はご相談ください。
インプラント治療
歯の無いところに人工の歯を植立する。
など。
※なお、当院はすべて保険外治療での診療となっております。