2007年(平成19年)6月4日虫歯予防デー
HBCテレビ「Hana*テレビ」歯のブラッシング中継
6.電動歯ブラシを使ったブラッシング
薮さん
ごしごしやる必要は無いということですね。
そうはいってもね。やっぱり、一生懸命歯を磨くって、難しいことだと思うんですよ。きれいに磨くのって・・
院長
そこで、歯科で進めているのが、こういう、電動歯ブラシっていうのがあるんですよ。結局、これは、自分が一生懸命やらなくてはならない部分を、この歯ブラシ自体の先が、細かく振動してくれるので、歯の面にさえ当てておけば、先ほどのような磨き方が、きわめて楽に出来るということです。
薮さん
ここで、ちょっと歯の模型。磨き残しの部分を、絵の具で染めたものを用意しました。
院長
どうしても、先ほど、陽子さんがおっしゃった、奥歯とか、境目っていうのは、良く磨けてないわけです。それを、振動をあてて、こういう風にしていくと、意外と、全体を自分が動かさなくても取れてくる。こう、きれいになってくる。歯ぐきには45度であてて、縦にあてたり、あてればあてるほど良く取れます。
薮さん
歯ぐきにあてるだけでいいんですね。
院長
こういう、奥とかも、きれいに磨けて、歯の遠心がわですね。こういう便利なものもあります。
薮さん
歯磨き粉はどうすればいいんですか?
院長
基本的に、バイオフィルムっていうのが、最近の塊で、お風呂の、水垢みたいになっちゃうんで、最初は、水磨き、なにもつけないで、それから最後に、ちょっとは磨き粉をつけて、そういう潜在の力というものを、加味して磨かれたほうがいいとおもいますね。
薮さん
あと、やっぱりフッ素が入った、歯磨き粉
院長
そうですね。歯質強化のために。
薮さん
こういう、日々のお手入れのほかに、先ほど紹介したプロのPMTCを半年に1回くらい、組み合わせることが大切です。
陽子さん
先生!電動歯ブラシは、ちなみに子供でもいいんですか?
院長
はい、もちろん、いいんですけど、ただ基本的に、最初はお母さんが手で磨く、こういうもので、こういう風に磨けるんだよということを理解してから、使った方がいいですね。どうしても子供がこういうものを持っちゃうと、ワーッとやっておわっちゃうんで、基本をしっかり覚えてから、さらに、便利に、時間的なものって言う面で、これですね。
渕上さん
先生、もうひとつ聞きたいんですけど、歯ブラシを取り替える時期ってあるのかなと思って・・どれくらいで・・
院長
基本的には、一ヶ月にいっぺんくらい、歯ブラシを正面から見て、毛先がはみ出しているかなっていうことを見て、判断されるといいですね。
陽子さん
はみ出したら替え時ってことですね。
薮さん
はい、分かりました。
ということでですね。とにかく毎日の、日々のお手入れといったものが大切なんです。
こういった、下のお手入れを、したの汚れを取るようなものもあります。口臭予防になるということなんで、こういったものをうまく組み合わせながら、家で出来るものは自分でやってみて、あと半年に一回くらい、歯医者さんでお手入れを。
これで、歯を大切にしていきたいものですね。
はい、ということで、今回は、虫歯予防デーということで、ブラッシング中継をお送りしました。
陽子さん
8020運動でしたっけ、80歳まで、20本の歯を自分でって、そうなりたいものですよね。
そのためにも、きちんとした、歯ブラシをしていきたいものですね。
渕上さん
地道な作業ですけど、毎日心がけないといけないですね。
6.電動歯ブラシを使ったブラッシング