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「O.tone」3号(2007年4月5日発行)に掲載されました。

機能性と快適性の両方を兼ねそろえたた書斎

 JR札幌駅近くに歯科クリニックを構える佐藤嘉則さん。仕事柄選ぶ家具にも「機能美」を求めてしまうという。「デザインが良くても機能性がなくては意味がない」例えば佐藤さんが調べものや、読書などで毎日1〜2時間は過ごすことの多い書斎。理想をいうと、机はどっしりとした大きなものを、書棚は仕事に関するものから趣味に到るまで大量の書籍がすっきりおさまるもの。「どちらも北海道らしさを感じさせる北欧テイストの天然木素材だといいですね。」と佐藤さん。スチールの冷たさよりも木材の暖かみや肌触りが落ち着くそう。
 そしてもう一つ譲れないのが、「ホルムアルデヒド。」「以前書棚を購入した際、書斎にいるとだんだん息苦しくなり、そのうちに目がちかちかしてきて・・・。時には湿疹が出てくることも。あまりにひどいので、夏場らはベランダに出したりしてました(笑)」。建材にも木を配る必要性を身をもって体感したした佐藤さんならではの着眼点だ。

 さらに重要視しているのが椅子。座りごこちはもちろんだが、座る人の体型に合わせて調整することができる、多機能のオフィスチェアに衆目している。「リクライニングやアーム、ヘッドレストが調整できたり、背もたれが湿気のこもらないメッシュ素材だったり、仕事で顎矯正や咬み合わせ治療を通じて身体全体のバランスの向上も目指していることもあり、座る時も自然な姿勢をサポートしてくれるような人間工学に基づいた高機能チェアは気になりますね。

  仕事や趣味の時間を過ごすことの多い書斎だからこそ、心身からリラックスできる環境作りが大切。
  最後に「書棚は趣味で集めている鉄人28号や鉄腕アトムの玩具もディスプレイできる可動式の仕切棚だとうれしいな。」と遊び心も覗かせた。

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